事を起こすタイミング「良い日・吉日の選び方」と風水

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【お客様の声】

 

「暦」というと、現在では結婚式や引っ越し、地鎮祭など、
人生を左右する大きなイベントが控えているときに意識する方が
多いように感じます。

「家を建てても大丈夫な年ですか?」、「お墓を移す日を選んでほしいのですが」
など、藍鳳の事務所にもこのような「良い吉日選び」で相談にいらっしゃる方が
多くいます。

藍鳳の場合は、より効果的な開運を引き寄せるために、暦とその方の
開運方位から判断をするのですが、今日は自分一人でもできる暦の調べ方を
お伝えしますね。

ちなみに、下記の「六曜」を始め「十二直」や「二十八宿」「下段」は、
陰陽道の「暦」を読み解くための「注釈」のカテゴリーのことなんです。

一般的な暦といわれる「高島易断」に記載されていますが、暦を持って
いない人は、「六曜」だけでも大丈夫
(カレンダーに記載されていることが多いですよね!)。

「六曜」や「十二直」「二十八宿」など、良い項目が重なれば重なるほど、
吉日と考えます。

暦の調べ方
① まず「六曜」を調べましょう
この「六曜」とは、カレンダーにも掲載されている「大安」や「友引」
などのことです。

② 次に「十二直」を確認
「建」「除」「満」「平」などがあります。

建:物事をスタートさせるには良い日ですが、土木工事などは凶。
除:悪いことを除ける日で種まきや掃除、治療などにオススメの日。
婚礼や旅行は凶。
満:万物が満ち溢れる日であるけれど、何事も控えめにする方がベター。
移転や旅行、婚礼などは吉。

など、それぞれの意味があります。

③ 「二十八宿」もチェック
角・心・女・井などがあります。意味は例えば、

角(かく):棟上げ、普請、婚礼など万事に吉。葬儀に凶。
心(しん): 神仏を祭る、旅行に吉。造作大凶。
女(じょ): 芸能を学ぶによく、着始めによし。葬儀は大凶。

こちらは新暦と旧暦とで意味が微妙に違うので、気をつけてくださいね。

④ 最後に「下段・げだん」も調べましょう。
「十し」「くえ日」「黒日」などがあり、それぞれ意味があるのですが、
現在では、迷信と解釈されているようです。

これらすべてを総称して「暦注(れきちゅう)」といい、暦注で日を選ぶことを
「撰日(せんじつ)」といいます。
皆さんが自分でこれらをチェックして答え絞り込むのは難しいと思うので
自分が好きな暦注をどれがひとつ選んで、検討をしてみてくださいね。
NHKの大河ドラマ「平 清盛」を観ていると、清盛役の松山ケンイチさんが家臣に
「上皇さまのお体の具合が良くないのは、屋敷の方位が悪かったから
ではないのか?」。

また、富士川での敗北のシーンでは、家臣の伊藤忠清が平 維盛に
「本日は暦が『十し』で日が悪いので動いてはなりません!」
と止めるシーンがあります。

その忠告を聞かず出陣して平家軍は戦わずして大敗を期して
しまうのですが、 京都では陰陽学が盛んだった歴史があり、当時から
暦の研究が盛んだったのです。

平家が選んだ撰日「十し」は全てが凶の日で、ことごとく死に至るという
意味の暦注「下段」です。

今では迷信とされていますが、事を起こすタイミング「良い日・吉日」を選ぶ
ということは、昔から行われていることなんだとわかりますよね。

時を征すものは人生を征す。
皆さんも、2013年の暦は注意深く読んでみてください。
面白いですよ!